新しい習慣から変身へ
自分が持っている一番おしゃれな服を着て、
鏡の前に立ち、
継ぎ足(足を前後に並べて、綱渡りするみたいな感じ)で2、3歩歩く。
天井から吊るされた糸に引っ張られ、
操られるように2、3歩歩く。
それを1週間、毎朝やる。
これは、
先週来たお客様に課した新しい習慣。
もちろん、それ以外にも数個(ここは企業秘密ww)
今朝、彼女から連絡が来て、
歩き方が変わって、印象が変わったと言われました。
ワクワクして動きたくなる感じ。
いつも通り、一日中ゴロゴロしてようと思ったけど、仕事の本を探しに出かけてきます!…とのこと。
変な薬を盛ったわけではありません。
動きを伴う新しい習慣を取り入れただけ。
姿勢や歩行が変わり、
印象が変わり、
気持ちや行動が変わり、
気がつけば、仕事や家事の仕方も変わります。
他者への接し方も変わります。
自分を変えるって、
ほんの小さなことからなんだよ〜😊
今行動しないと変わらない
スピリチュアルとか自己啓発とか、〝変われる〟系の本はいっぱいあって、世の中は〝変身願望〟に溢れているのかな…と思ってしまう🙄
具体的に描けてなくても、
何かもっと幸せな感じ
とか
何かもっと上手くいく感じ
なんて漠然としたことを追ったりもするよね✨
でも、
もちろん漠然と思ってても変わらない。
行動しないと変わらない。
でも、
どう行動していいかわからない。
行動しても、
これで良いのかわからない。
講演で、よくシンデレラの話をします😊
変身といえばシンデレラでしょ?(違?ww)
シンデレラは、とても働き者で心が美しく我慢強かったから、魔法使いがご褒美に変身させてくれて幸せになった💕…のか?ホント?
いやいや、
シンデレラはいつも掃除をしながら聞き耳をたて、お姉様たちの話や行動を情報収集してたに違いない笑笑
もしかしたら、こっそりお姉様たちの靴を履いてみたりしたかも笑笑
だって、
初めてのハイヒールで華麗に踊れるわけないもの😅
そして、
もちろんわざと階段に靴を置いて帰ったに違いない🤣
だって、
あとから履いて〝ピッタリです〟と言われるような靴なら、階段で脱げたりしないもの💦
本を読んでじっと待ってても幸せは降ってこない。魔法使いも現れない。ヒトは生まれかわらないし、時間も逆戻りしない。
今行動しないと変わらない。
情報収集と行動力。
私もシンデレラを見習って頑張ろっと😆
ちなみに、
靴を変えるだけで、
まずは変身の一歩踏み出せます💕
どんな靴なら変身に近づくのかは、
ご相談くださいww(結局宣伝かい🤣)
足が遅いのは遺伝?
子育てセミナーにどで講演すると、
必ずと言っていいほど、
この質問がでます(笑)
不得意なことやコンプレックスを、
とりあえず遺伝のせいにするのは手っ取り早いし、それで前向きになれるのなら、
ま、いっか・・・でいいと思います(笑)
でも、それで終わると記事にならないので、もう少し・・・😆
“足が遅い”・・をちょっと拡大して“運動が苦手”と考えて
その原因を
①遺伝要因
②環境要因
で整理してみますね。
①遺伝要因
結論から言うと、オリンピック、全国大会レベルなどになると遺伝的要素は入ってくるのかもしれません。
でも、運動会の選抜リレーレベルで、遺伝的要素はそんなに影響されません。
この場合の“遺伝”は、あくまでも生物学的な“遺伝”の話です。
その“遺伝”よりはむしろ、次に説明する環境要因の“遺伝”の方が関係因子としては強いのです。
②環境要因
つまり、運動が身近な環境を引き継いでいるかどうか・・ですね。
卓球選手でも柔道選手でも最近賑わせていた選手の保護者が、やっぱり同じスポーツの選手だった・・という例が多かった気がします。
「やっぱり、カエルの子はカエルよね~」
と言われますが、
一番引き継いでいるのは、生物学的な遺伝ではなく、環境なのです。
では、もう少しこの環境について詳しく考えていきましょう。
まずは、
①身体を動かす機会と場所があること。
そして、
②道具とその道具を選ぶ目を持っていること。
それから何よりも、
③運動を成功体験として積み重ねられること。
この3点が重要です。
親が何かの運動をやっていると、この3点を兼ね揃えている場合が多いのです。
特に、③については、自分も積み重ねてきた経験がありますから、褒め方も上手ですね。
逆に、自分の夢を押し付けすぎて、成功体験として与えることが出来ずに、子供が運動の機会を手放してしまうということも起こります。
さて、②の“道具”についてですが、靴はその一つになりますね。
子育てセミナーなどで講演をすると、よく『やっぱりシュンソクじゃないとダメですか』
なんて聞かれます😆‼︎
“シュンソク”とは、運動会で速く走れるイメージを持たせるCMで流行った靴の商品名ですね。
いつも回答でお話することは、
①価格や知名度とは関係ないこと
②足のサイズや形にちゃんと合っていることが重要(来年の運動会も・・と思わない)
③足が曲がる部分でちゃんと靴も曲がってくれること
④土踏まずのサポートがあること
⑤足の甲がしっかりと固定できること(低学年は紐ではなくマジックテープ)
・・をお伝えしています。
スニーカーを選ぶ時の、ごく一般的な話です。
でも、いざ靴屋さんに行って選ぼうと思っても、この基本的なことを忘れて、
子供が指さすキャラクターの靴や、〇〇くんが履いているのと同じ靴・・になりがちなのです。
次に③の話も少し・・・。
運動での成功体験って、特別なことじゃなくていいんです。
例えば、鬼ごっこをしていつまでも捕まえられなかったらどう感じますか?
もう、追いかける気もなくなり、今度鬼ごっこに誘われても、モチベーションが上がりませんね。
それと同じです。
もし、まだお子さんが小さくて親との鬼ごっこに付き合ってくれるなら、是非、鬼ごっこで、
「まだまだ~」
「惜しい!」
「うわっ、つかまっちゃった~」
の3段階体験をさせてあげてください。
その他、障害物を飛び越えるとか、ジャンプしてものを取るとか、本格的なスポーツじゃなくていいんです。
身体を動かして得られる成功体験。3回目に成功するレベルの難易度は子供を飽きさせません。
身体を動かす楽しさを覚えれば、あとは勝手に目標を決めて伸びていきます。運動の機会も場所も自分で確保できるようになるのです。
周りと比べて、今の時点の些細な差を気にして
「ごめんね~お母さんに似て・・」
なんて言うよりも、
身体を動かす楽しさを一緒に体験する方が、
将来の運動能力がグンとのびますよ✨✨✨
そして、
さらに加えるとすれば、
足にたくさんの情報を入れてあげてください。
つまり、色々な道を歩くとか、
足で遊ぶ。
お風呂あがりに足の指でジャンケン
…など。
足からの情報は脳を即座に活性化させてくれます。
運動能力は、筋肉や靭帯だけの話ではなく、
それを動かす脳の反応スピードも関わることなので、脳の活性化は、とっても大切❣️
ただし、
走り方がおかしいのではないか?
走ってもすぐ転ぶ…
など、気になることがあったら、
いつでもお声かけください❣️
サリーちゃん足
魔法使いサリーって知ってますか?
1960年代、そして1980年代にもテレビで放映されたアニメです。
誰が始めて言ったのかわかりませんが、
足首が分からないほど足がむくんでいるときの足を“サリーちゃん足”と呼んでいます。
失礼な話ですが、「そういえば呼んでたわ」・・という人もいるのでは?
‥ってことで、今日はむくみに対処するリンパケアの話です。
時々聞かれる質問からいくつか解説…。
Q:リンパケアはツボとか習うんですか?
リンパケアを東洋医学と思われていることが良くあります。
“流れ”や“滞り”みたいな表現が
“気の流れ”・・・的な感じにとらえられるのかもしれません。
ま、どっちだっていいんですけど、
東洋医学が膨大な経験的・体験的な蓄積に基づいているのに対して、
リンパケアは、リンパ管、リンパ液・・・といった“リンパ系”の医学知識に基づいた治療法なので、西洋医学由来なのです。
Q:リンパ液ってどこにあるんですか?
そして、これもよくある誤解ですが、
『リンパケア』をお勧めすると、
「そんな目に見えないモノ信用できない」
と言われることも!
リンパ液は、
皮膚に傷ができたとき、うっすら出る透明な液体。
あとは、水ぶくれができたときの中味とか、
涙の中にも含まれているのです。
でも、
毛細血管から染み出た血しょうが細胞間の組織液になって、組織液がリンパ管に入ってリンパ液になるのです・・・なんて、説明されてもね。
Q:心臓が弱いからリンパ液が滞る?
この質問の答えはYesの場合もNoの場合もあるのです。
血液には心臓という強力なポンプがありますが、リンパ管には備わっていません。
リンパ液が流れるのは、主に筋肉の運動によるのです。なので、寝たきりになると、流れが悪くなりむくんだりします。
横隔膜も筋肉なので、深呼吸をするとリンパの流れが良くなります。その他、腸の蠕動運動もリンパの流れに関係しています。
心臓疾患は全身に影響を及ぼしてしまうので、Yesではありますが、心臓が血液を拍出するようにリンパ液を拍出しているイメージは違うのです。
むくみに応じて自分でできるリンパケアの方法を、
オンラインでもお伝えしています。
お気軽にご相談ください!
・・・あ、最後宣伝になってしまった・・・。欲深い・・・。
足の臭いの対策は?
夏が近づいてきました! ✨✨✨
自粛から少しづつ活動も戻ってきて、 小中学生のスポーツ団体も、やっと活動再開のようです。😊
中学生のサッカーチームでコーチをしている、我が家の光太郎(23歳次男)。
小学校に入る前から3歳上の兄のボールを泣きながら追いかけるうちに、メキメキと上達し、
プロは叶わなかったけど、今は人気コーチになりました(親ばか)。
・・・で、光太郎が小中学生の頃、足が家族で一番臭くって、残業終えて仕事から帰ってくると、 光太郎が帰宅しているかどうか、玄関に入ったとたんにわかるぐらいでした。
母としては何か対策を打たなければ!
・・ってことで、 今日は足の臭いの話ね。
足の臭いの原因を、汗だと思っている人が多いかも・・・と思いますが、
実は、
古くなった角質に寄り付く雑菌が臭いの原因だったりします。
古い角質をバクバク食べて、雑菌がわさわさ増えていくのです(書きながら想像して気持ち悪くなった)
・・・ってことはしないでくださいね。
傷ついた皮膚表面から菌が入り込んで、感染症を引き起こしたり、 菌の種類によっては白癬症(水虫)になったりするのです。
では、どうすれば???😭😭😭
まず手軽にできることは、 足湯をして角質を柔らかくしてから優しく洗うこと。
あまり熱すぎない(お風呂よりぬるめ)のお湯を洗い桶や浴槽にためて、 ちょっとふやけた感じになったら、優しく洗いましょう。
もし、ひと手間かけられるなら、 そのお湯に重曹やアロマオイルなど、消臭効果のあるものを少し入れてみてくださいね。
さらに洗う時も、体臭専用の固形石鹸が売っているのでそれを試すのも良いかもです。
ただし!
それらのものを入れる時には、 皮膚に傷がないかどうか確認すること!
そして、 最初はほんの少量から試してみること!
足の臭いでヤレヤレ・・と思った時期も、 過ぎてしまえば良い思い出です💕
お弁当作ったり、送迎したり、ドロドロのユニホーム洗ったり、サッカーシューズ購入に頭悩ませたり…。
楽しかったなぁ〜✨✨✨
すっかり頼もしくなった光太郎を見て、 ちょっと淋しかったりもする母なのでした・・・💕💕💕
たった一足の靴が人生を変えると教えてくれた人の死
講演やセミナーでよく登場していただく80代の利用者様キヨコさんが、先日亡くなりました😓
たった一足の靴が人生を変えるのだと、身をもって私に教えてくれた人。
これは、徐々に歩けなくなる進行性の疾患にかかってしまったキヨコさんの、歩行練習をしていた時の話。
「杉田さん、私もう一度ハイヒール履いてみたい」
室内壁伝いの歩行でもよろめいて、転倒の危険があるレベルのキヨコさん。
ハイヒール???😳
と、戸惑っていると、
キヨコさんは疾患特有のゆっくりした口調で、これまでの人生を語ってくれたのでした✨
東京の高級住宅街で育ったお嬢様。親の反対を押し切って丸の内のOLとしてバリバリ働いていた20代。そして、結婚。お相手は自分とは全く違うタイプの北海道出身の野生児(キヨコさん談)で、結婚してすぐに北海道移住を提案され、これまた親の反対を押し切って来道。3人の子育て、義父母の看取り、8人の孫の面倒を見た日々。
振り返ると、全く後悔はないけれど、もう一度ハイヒールを履いておしゃれをして、颯爽と歩きたい・・・と☺️
そこから、ゴールを『ハイヒールで円山表参道のカフェに行く』とし、
5段階のStepを作り、毎日の訓練スケジュールを立てました❣️
足首の可動域も、下肢全体の筋力も、何よりも疾患の特徴である立位バランス不良も・・・と、アプローチする部分は多く、ましてハイヒールを履くためにはさらに内容を足す必要がありました。
足を正確に計測し、幅狭でさらに左右で違う変形のある足には市販のハイヒールでは合わず、ネットで注文できる靴を探し、それに手を加える方法を取りました。
毎日の宿題トレーニングと週3回の私のトレーニング。80代の女性にはきっときつい毎日だと思います😅
でも、
それから、キヨコさんの表情は見る見るうちに変わっていきました💕✨
最初はワクワクしてるんだろうと気分の問題だと思っていましたが、そうではないことに気づきました。
常に足を動かす方向や距離、角度を意識することで、足から入る刺激が身体全体の循環を改善させたり、脳を活性化させたりしている仮説を持ちました。
Stepを踏んでいく毎に、姿勢が変わり、表情が変わり、これまで面倒がって読まなかった本を読んだり、料理に凝るようになったり…と、生活は本当に充実したものになっていきました✨
これには、ご主人もびっくり!
ハイヒールなんて無理するな・・・と言っていたご主人も何だか前より幸せそう。
ご夫婦の関係が新婚さんみたいな感じです💕
そして半年後。
疾患の特徴を考えると、歩けなくなっていてもおかしくないのに、
赤いハイヒールを履いて、円山のカフェに行くことができたのでした。
ただし、独歩は難しく、ご主人と腕を組んでのハイヒールでした👠
もちろん、お二人ともこの日のためのおしゃれをして。
カフェも予約して。
あれから3年。
キヨコは最後まで赤いハイヒールを近くにおいて幸せそうだったと、ご主人がお手紙で教えてくれました。
キヨコさんの死はとても悲しいけれど、
とても素敵な経験をプレゼントしてくれたのだと思っています。
心からご冥福をお祈りいたします。
脳の活性化ってどうやるの?
『足づくりから脳の活性化を促す』のが、当サロンの目玉です。
足裏の感覚や足の動きは絶えず脳にフィードバックされています。でも、それだけで脳の活性化につながるわけではありません。
脳の活性化の重要ポイントは、
“普段無意識でやっていることを意識してやってみる”
ということなのです。
そして長年同じパターンで動かしてきた動作のパターンを崩してみる。
すると、それが刺激となって新しい神経回路が生まれる・・・(いや、そんな単純な話じゃないけど、簡単に言えばそういうこと)のです。
生まれてすぐの赤ちゃんは、
見るもの聞くもの触るもの、全てが新しい刺激です。
自分で立つようになり、歩き、様々な複雑な動作をするようになり、
常に新しいパターンの挑戦です。
この間、赤ちゃんの脳は最高に活性化され、神経回路がすごいスピードで生まれているのです。
ところが、
動作が安定し、パターン化され、効率化され、無意識に動作が遂行されるようになっていく。
このことは決して悪いことではないけれど、
一方で、活性化という点では乏しい状態なのです。
なので、
当サロンでやることは、
“いつもと違うパターンの動作をやる”
もちろんこのためには
“いつものパターン”を知る必要があります。
何が“いつものパターン”なのか、
動作を見れる専門家でなければ分からない部分がたくさんあります。
単に、右足の次に左足を出す・・っていう大雑把な話ではないのです。
例えば・・・
片手をパーの形で前に伸ばして、握りながら胸元に引き寄せる。
これは、
大切なものを守ろうとする、もしくは生きるのに必要な物を手繰り寄せる一つのパターン化された動作です。
これを、
試しに、逆をやってみましょう。
つまり、
片手をグーの形で前に伸ばして、パーに開きながら胸元に寄せる。
パーの形で前に伸ばして、握りながら胸元に寄せたときと比べてどうでしょう?
何だかぎこちなく、
動作がしづらいと思いませんか?
当サロンで行なう脳の活性化は、
あなたの動作パターンを分析したうえで、
脳の活性化を促す新しいパターンを導き出し、
継続的に繰り返していただく流れです。
その結果どうなるか、
作業の集中持続時間が変わります。
記憶力が上がります。
ダイエット効果もあります(←これは脳の活性化というより運動の習慣化の副産物かもしれません)
その前に姿勢・歩行を整えるので、
表情が変わり、印象も変わります。
いってみれば、
“デキル女”(男性の皆様ごめんなさい。効果は男性でも有効です)になるわけです。
確実な医学的根拠のあるアプローチ。
そして、身体心理学や行動心理学から分析とアプローチを行なっています。
なかなかわかりづらいかもしれませんが、
もっとスムースに説明できるよう、明日も頑張ります(笑)